ここちよい寂しさ
昨日は「共同ロックダウン生活」の1期生でもある和歌山大学生のドリーとルイスが二泊三日で手伝いにきてくれた、最終日でした。
この日のミッションは、omoya一階の土間の整地と、二階の天井剥がし。
土間の整地は「みんなでいただきます」と「ぐっとアクセルを踏んで」の記事にも登場している例のやつです。サイズ違いの石がごちゃまぜになっている庭の土をふるいにかけて、ドリップ後のコーヒーかすくらいの細かさの土と、中サイズと大サイズの石に仕分けしていきました。
大きい石や瓦礫は一番下に敷き、上層になるほど粒が細かくなるよう、層を重ねていきます。細かい土は最後に使うので、土のう袋に入れて、後日の出番まで待機。
一番下の層を敷き詰める作業。なるべく平らに整地できるように、レーザー墨出し機で地面の水平を測って、端材でつくった定規(通称・バカ棒)で高さを揃えていきます。
この定規は間違って捨てられることがよーくあるので「捨てるな!大事」と目印。
続いて、天井剥がし。砂やホコリが落ちてくるので、部屋の中を空にしてから作業を行います。古くなった畳も三人がかりで二階のベランダから一階へ下ろします。
こちらがビフォー。
omoyaの二階は竿縁(さおぶち)天井なので、並行に走っている細い横木(竿縁)を切断して、吊り木のない天井板からバールで落としていきます。
ねずみのフンが落ちてくる可能性もあるので、できるだけ被らない立ち位置で実施。マスクや手袋、防御メガネも装着。
それから照明の電気配線を切断+絶縁し、吊り木を切って、天井板を外して終了です。
こちらがアフター。もちろん剥き出しのままだと夏場に二階の温度が高くなり過ぎるので、このあとも細かい作業はいろいろ続きますが、本日のところはこれまで!
13時までたっぷり働いたあとは、ランチタイムです。
具だくさん過ぎて本来の姿を見失っているオリジナルペペロンチーノと、クリームチーズとマスタードを和えたほくほくポテト。みんなで美味しくいただきました。
あっという間の二泊三日。ドリーとルイスにはたくさん協力してもらったし、たくさん楽しい時間をもらいました。本当にありがとう。
二人が帰ったあと、なんだかちょっと寂しくて。コロナ禍で家族以外の人とべったり過ごす機会があまりなかったから、去り際に何度も振り返って手を振ってくれた姿を思い出しながら「そうだ、寂しいってこういう気持ちだったな」と久々の感情をここちよく噛み締めました。
この場所が完成したら、ぜひまた遊びにきてもらいたいな(またすぐに来るかもね)