おひさしぶりの二泊三日

2021.02.05

今日、和歌山大学生のドリーとルイスが手伝いにきてくれました。

 

この二人は、Re SHIMIZU-URA PROJECTが昨年実施した、冷水浦に2週間こもりながら住処をつくる「共同ロックダウン生活」の一期生。今回は二泊三日、再び1つ屋根の下で同じ釜の飯を食べて、作業に取り掛かってくれることになりました。

 

こんなご時世なので、自宅でできるPCR検査キットをネットで事前に購入。ドリーが昼に・ルイスが夕方に到着して早々、たっぷり距離を取った状態で検査を受けてもらいました。

 

もし陽性だったら袋いっぱいに詰めたみかんをお土産に渡して即座に帰宅してもらう予定でしたが、二人とも無事陰性! お互いほっとして、再会を心置きなく喜ぶことができました。

 

 

作業の前に、まずは腹ごしらえと近況報告会。

 

バターチキンカレーを食べつつ、最近どうしてる?からはじまり、今年迎える卒業の後のことや、今日本中で話題になっている新しいSNS「Clubhouse」についてなど、話題はいろいろ。流行りに乗るのは苦手だけど、試しに実験して一緒に学び合える時間は楽しい。

 

食べ終えてから、冷水浦散策もしました。

 

 

汚れてもいい服装に着替えて、さあ作業。

 

今日のメインは、355の裏に仮置きしていたペットボトル群のゴミ分別です。一体どうやって集めたんだ?と不思議に思うくらいの量。たぶん300本以上はあったかな。

 

もともと土地の持ち主の方が、手付かずの庭に雑草が生い茂らないようにとブルーシートを敷き、その上に水入りのペットボトルを並べていたものが、時間の経過とともに劣化。植物の生命力はすごいもので、結局ブルーシートを突き破って植物が育ち、いろんな層が混ぜこぜになりつつあったので、僕らが昨年ひとまず355の裏にペットボトルをまとめた、といった経緯です。

 

ペットボトルの中は、赤や緑のどろっとした何かが浮いていたり、ときにはテラリウム化していたりして。その水を抜いて、キャップやラベルを分別して、足で潰して体積をなるべく小さくして、所定の袋に詰めて、一輪車で運んで、ゴミ収集日までの準備をしました。

 

 

作業中、さっきClubhouseの使い方を教えてもらったお返しにと「初期のツイッターはもっと生産的で優しい世界やってさ」とか「もう一昔前はチャットっていうClubhouseのテキスト版みたいなツールが流行してて」と説明しながら、昔の話をひとまわり年下の人にするなんて自分も年齢を重ねていってるんやなぁと、しみじみ思ったり。

 

そのあとは次々とお風呂に入って、圧力鍋でほろほろにしたトリの酸っぱ煮&煮たまごとポテトサラダの晩ご飯をもりもり食べて「今年食べたもののなかで一番おいしかった!」の認定にニンマリして、いただきものの日本酒片手に近況報告会の続きをしました。

 

 

明日に備えて、22時には就寝です。久々に会えたのも嬉しかったし、過去や現在、未来のことなんかを昨年よりもう一段階深く話し合える濃い時間が楽しかった。いい夜でした。

 

さて、明日もがんばるぞ。